デジタル一眼カメラで動画撮影をしている皆様、風景撮影で見栄えをよくする方法をご存知ですか?
殺風景な街並み、インパクトのない景色、地方の景勝地に入ったものの何か物足りないんだよな。。。なんて思ったことはないですか?私は何度となくあります(^-^;
「なんか味気ない…」「画的に面白くない…」
そんな”悩みを解消する方法”を一つ提案させていただきたいと思います。
それは【映像のフレーム内に女性を取り込む】方法です。もちろんプライバシーの侵害、肖像権の侵害を犯さない程度に女性を取り込むということです。(注:私は男なのであえて”女性”としました。)
ここで【プライバシーの侵害】と【肖像権】について少しお勉強しましょう!
「みだりに私生活に関する事実を公開されない権利」である。たとえば、生い立ちや家族構成、今の生活様式や場所、勤務先や交際相手などの情報がプライバシー権によって保護されます。
ただ、プライバシー権の場合、情報が他人に知られる状況にならないと侵害にならないので、勝手に人の写真に自分の姿が写り込んだだけのケースなどでは、プライバシー権の侵害にならない可能性があります。
「みだりに自己の容ぼう等を撮影され,これを公表されない権利」のこと。肖像権というと、有名人にのみ認められるようなイメージもありますが、そのようなことはなく一般人にも認められます。肖像権の根拠は憲法13条の幸福追求権にあるとされています。
肖像権が問題になるのは、写真を撮影されたり公開されたりした場合なので、勝手に撮影されて偶然自分の姿が写り込んでしまった場合などでも肖像権侵害になります。

プライバシーの侵害に関しては個人情報が知られない限り写真に写しても問題ないんだね。でも肖像権に関しては、ある程度基準があるみたいなんだ。

じゃあ肖像権の判断基準が知りたいニャ!
写真、動画における肖像権の判断基準について
昨今、ネット上で自分の写真が勝手に使われたときに、肖像権侵害がどのような基準で判断されるのかが問題になっています。いくつかの判断基準があるので紹介します。
1、対象人物が”はっきりと”特定できるかどうかで判断
対象人物にはっきりとピントがあっていて明らかに被写体としてその人物をねらっている場合は、肖像権侵害の可能性が高くなります。しかしピントが合っていなく、顔がぼんやりボケている場合は肖像権侵害にはなりません。
2、対象人物が”メインの被写体”として扱われているかで判断
写真や動画の中で、その対象人物をメインに撮影されたものなのかどうか。明らかにメインならば肖像権侵害になる可能性が高くなり、風景がメインで対象人物はあくまでサブとなる場合は肖像権侵害になる可能性が低くなります。

「プライバシーの侵害」と「肖像権の侵害」か。。。
カメラを扱うものとして知っておいた方がいい情報だね。

そうだね。もちろん本人の許可があれば全く問題ないんだニャ。
肖像権を侵害することなく女性を動画に取り込む
「プライバシーの侵害」と「肖像権の侵害」の両方をクリアしたうえで、動画撮影においてフレーム内に一般女性を取り込むと画的にインパクトが出てきます。花を添えると味気ないものに”味”が出てくるのですよ。
それでは私の過去の写真(動画撮影の一コマ)を見ていきましょう。






これら画像をご覧になっていかがですか?
ここに女性の姿がなかったらおそらくインパクトのない味気のない”画”になっていたと思います。いかに風景写真/動画に女性が花を添えてくれるかが分かっていただけたと思います。これが”おっちゃん”だったら画にならないんですよ不思議と。。。(笑)

風景撮影には人物(女性)が必要だね。これにモザイクを入れちゃうとまた”画”にならないんだよ

いつでも写ってくれる彼女がいれば一番いいかもね~♬
● プライバシーや肖像権を侵害することなく写真/動画のフレーム内に女性を取り込むこと
● そのためにはプライバシー侵害/肖像権侵害についてしっかり頭に入れておきましょう
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