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フレア/ゴースト/パープルフリンジ/収差|画質低下の原因と対策

レンズの基礎知識
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デジタル一眼で動画撮影している時「画質を低下させる」現象がよく起こります。

レンズの悪しき特性が原因でもある
「フレア」「ゴースト」「パープルフリンジ」「収差」です。

今回はこれら写真、動画撮影に起こる”4つの現象”の原因と対策をまとめます。

管理人/太郎
管理人/太郎

気になる人には絶対に許せない現象なんだよね。

愛猫バコ
愛猫バコ

太郎さんは”鈍感”だから大丈夫なの?

この記事では写真や動画における「フレア/ゴースト/パープルフリンジ/収差」について原因と対策をご紹介しています。気になる方は是非、対策を!



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動画撮影での画質低下の原因はレンズにあり

上記しました4つの画質低下「フレア」「ゴースト」「パープルフリンジ」「収差」はレンズの特性によるものです。決して撮影者の腕の問題ではありません。それでは一つずつ見ていきましょう!

「フレア」は白くぼやける現象

フレアは強い光源(太陽光など)にレンズを向けた時に起こる現象です。
逆光や半逆行、画角に太陽が入ったときに、映像が白くぼやけて「シャープネス」や「コントラスト」が極端に下がります。

①逆光/だんじり祭り
②部屋に差し込む太陽光

①日中の太陽光が真上にある場合、画角内に太陽が入ってなくても強い光源により、白くぼやけています。
②は暗い部屋の中ですが、窓から差し込む太陽光が強く、やはり白くぼやけています。
共にシャープネスとコントラストがあまく”キレ”の悪い映像になりました。

*フレアの原因
●太陽光などの強い光源がレンズ内部に入ること
●F値の明るい広角ズームレンズは特にフレアに弱い
●レンズ保護フィルターも原因になりやすい

*フレアの対策
●レンズフードを付けて太陽光を遮断する
●レンズ保護フィルターをはずす
●逆光、半逆行などの強い光源を避ける
●レンズ内構造の単純な単焦点レンズを使う
●演出として利用する

③黄金色に輝くススキ

③「演出」として利用するとススキを「幻想的」に表現することができる。

「ゴースト」は光芒や光線がうつる現象

ゴーストは太陽光がレンズ面に複雑に反射することで起きる現象です。
逆光や半逆行など太陽光が画角内に入ったとき、映像に光芒や光の輪っか、光線が映りこんでしまう。

①画角内に太陽光
②画角内に太陽光

①画角内に太陽を入れてしまい、盛大なゴーストを拾ってしまった。12-200㎜の望遠ズームレンズ、複雑なレンズ内構造のせいでゴーストも複雑な形状をしています。
②こちらも画角内に太陽を入れてしまい、光芒と光線が映像に映りこんでしまった。

*ゴーストの原因
●太陽を画角内に入れてしまうとほぼ発生する
●レンズ内構造の複雑なズームレンズで発生しやすい
●レンズ保護フィルターが原因の時もある

*ゴーストの対策
●太陽を画角内に入れない
●逆光、半逆行などを避ける
●レンズ内構造の単純な単焦点レンズを使う
●レンズ保護フィルターをはずす
●演出として利用する

③淡路島の大浜公園

③ゴーストの光芒(こうぼう)も美しければ「演出」として使える。絞りを絞るほどに光芒はくっきりと映る。

「パープルフリンジ」は明暗差のある部分が紫色になる現象

パープルフリンジは高輝度部分と低輝度部分が隣り合っているとき、紫色の「偽色」が発生する現象をいいます。
レンズ内部の光の屈折が原因で起こるレンズの「色収差」によるものです。

①花びらと背景の明と暗
①拡大すると顕著に見える
②枝と背景の明と暗
②拡大すると顕著に見える

①は花びらの白い「高輝度」と背景の暗い「低輝度」の差で偽色(ぎしょく)が発生し、紫色に見えてしまう。
②も同等背景の「高輝度」と枝の「低輝度」の差によるもの
ともに基本的にはレンズの色収差が原因です。

*パープルフリンジの原因
●レンズに入った光の屈折による色収差
●逆光、半逆行時にF値開放にすると発生しやすい
●レンズの色収差は中心よりも周辺部分が激しいので、周辺部分に発生しやすい

*パープルフリンジの対策
●収差の出にくいレンズ(高級レンズ)だと発生しにくい
●絞りを絞ると発生しにくい
●写真の場合は「Lightroom」などの現像ソフトでレタッチする
●拡大しないと、さほど目立たないので見て見ぬふりをする

「収差」は周辺部分の画質が低下する現象

収差とは光がレンズを通過するときの「屈折率」「波長」「入射角」の違いにより生じる画質の低下を言います。
収差が原因で「色のにじみ」「像の流れ」「歪み」「パープルフリンジ」などが発生します。

①夜景の玉ボケ
②中心部/きれいな玉ボケ
③周辺部/ひずんだ玉ボケ

①の夜景の玉ボケ写真を見ていきましょう
②は中心部分の玉ボケ。きれいな丸型の玉ボケです。
③は周辺部分の玉ボケ。ひずんだ楕円の玉ボケです。

これも「収差」による現象で、写真や映像の中心部分と周辺部分に画質の差が出ます。玉ボケも周辺部分は形が悪くなります。

*収差の原因
●これらは球面レンズの特性なので対策は難しく、メーカーの努力によるところですね。
●開放F値が小さい(明るい)ほど発生しやすい
●フルサイズセンサーサイズのカメラほど発生しやすい
●写真や映像の中心部よりも「周辺部分」に発生しやすい

*収差の対策
●絞りを開放ではなく少し絞る
●収差対策の進んだレンズを買う
●「歪み」などは「Lightroom」などの現像ソフトでレタッチできる
●必殺「見て見ぬふり」をする

*収差には様々あり、主な現象は…
●色のにじみ
●周辺部分の像の流れ
●周辺部分の玉ボケのひずみ
●周辺減光
●パープルフリンジ
●樽型歪み
●糸巻型歪み
…などなど

動画撮影における画質低下まとめ

以上、動画撮影における4つの画質低下の原因と対策を解説してきました。
主にレンズの特性によるものである程度の対策はできますが、あとは「許せるか」「許せないか」はあなた次第ってところでしょうか…。

それでは最後にまとめておきましょう。

管理人/太郎
管理人/太郎

全てにおいて「逆光、半逆行のときに少し絞る」これがキーワードかもしれませんね!

愛猫バコ
愛猫バコ

ずいぶん簡単にまとめたね、太郎さん…

【動画撮影における4つの画質低下まとめ】
フレア:白くぼやけシャープネス/コントラストの低下
●フレア原因:太陽光など強い光源が主な原因
●フレア対策:レンズフードなどで太陽光を避ける
ゴースト:光芒や光線などが映像に映りこむ
●ゴースト原因:太陽光など強い光源が主な原因
●ゴースト対策:レンズフードなどで太陽光を避ける
フリンジ:明暗差のある部分が紫色になる
●フリンジ原因:レンズの特性「収差」によるもの
●フリンジ対策:少し絞る/レタッチする
収差:色のにじみ/像の流れ/歪み/フリンジなど
●収差原因:球面レンズの特性によるもの
●収差対策:少し絞る/レタッチする/あきらめる



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