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「絞り」の注意点|「絞りすぎ」や「絞り開放」では画質が悪くなる!

カメラの基礎知識
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カメラの基本として「絞り」を絞って撮ると写真全体が”シャープ”に”くっきり”と写ります。逆に「絞り」を開けて撮るとピントの合っている部分以外は”ボケて”写ります。つまり、パンフォーカスで撮るのかボケ撮影で撮るのかは「絞り」で調整します。しかし、絞りを「絞る」にしても「開ける」にしても”やりすぎ”には注意が必要なんです。

今日は「絞りすぎ」と「絞り開放」では画質が悪くなるというお題でお話していきます。

管理人/太郎
管理人/太郎

「絞り」はレンズの特性で”画質劣化”を招いてしまう危険性があるんだよ

愛猫バコ
愛猫バコ

なんだか難しそうだニャ。。。

「絞り」の調整具合が理解できるとパンフォーカス撮影でもボケ撮影でも「F値はどれくらいが適正なのか」を把握することができ、絞りによる”画質劣化”を防ぐこともできます。


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絞りすぎは画質低下を招く

F11ほどのパンフォーカス写真

絞りすぎは「小絞りボケ」を引き起こす

絞りを絞る(F値を大きくする)と被写界深度が深くなり、写真の手前から奥まで(近景から遠景まで)をくっきりシャープに撮ることができます。これをパンフォーカス撮影といい、大体F8.0からF16くらいがパンフォーカスの絞り値とされています。

ただし、極端に絞りすぎるとレンズの”回析現象”によって画質が低下します。これを「小絞りボケ」といいます。風景撮影などはパンフォーカスで絞って撮ることが多いと思います。この小絞りボケには注意しましょう!

小絞りボケの写真とは?

それでは具体的に小絞りボケを引き起こした写真を見ていきましょう。

「F8.0で撮影した写真」と「F22で撮影した写真」の2枚を見比べます。さらにそれぞれを拡大表示したものも見ていきましょう。

F8.0で撮影したもの
F22で撮影したもの
F8.0の拡大写真
F22の拡大写真

拡大表示したものを見てみると顕著ですね。

F8.0で撮影したものは「松風庵」の文字がくっきりシャープに見えています。電柱や看板のラインも同じくシャープに写っています。逆にF22で撮影した看板の文字やラインにシャープさはなく、どこかぼやけた感じに見えます。これが「小絞りボケ」の写真になります。引きの写真でも見比べると違いは顕著に出ていますね^^

使用しているレンズにもよりますが、絞りを絞ってパンフォーカスで撮るときはF8.0からF16くらいまでがいい感じにシャープに撮れると思います。F22まで絞ってしまうと、どのレンズでも「小絞りボケ」を引き起こしてしまいます。

絞り開放では画質低下を招く

絞り開放で撮影したもの

上述したように”絞りすぎ”では小絞りボケで画質が低下しますが、同様に”絞り開放”でも画質は低下します。夜景や夕景などの暗い(低照度)のシーンなど明るさが欲しい時や、ぼかしたい時は絞りを”開放”にしますが、これもまた”甘くシャープさの欠いた”ぼやけた写真になります。

「小絞りボケ」に比べたら”わずかな劣化”になりますが、やはり拡大表示すると目につきます。明るく撮りたい場合でも絞りを1段から2段くらい絞ると”シャープな描写”の写真が撮れます。開放F値の小さい”明るいレンズ”なら多少絞っても、まだまだ明るく撮れるので有利ですね。

*レンズの特性上「開放よりも1~2段絞ったほうが写りがよくなる」これは覚えておきましょう。

*絞り(F値)と光量(明るさ)の早見表はこちら↓

「絞りすぎ」や「絞り開放」の注意点まとめ

以上、ボケ具合を調整する「絞り」ですが、”絞りすぎ”や”絞り開放”では画質が低下するというお話でした。パンフォーカス撮影でも絞りすぎないこと、ボケ撮影でも開けすぎないことを心がけてください。

それでは最後にまとめておきましょう。

管理人/太郎
管理人/太郎

ある程度”レンズの特性”を理解しとかないと、知らぬ間に画質劣化を招いてることがあるんだね。

愛猫バコ
愛猫バコ

カメラ初心者にはなかなか難しい話だニャ。。。

 

【絞りすぎと絞り開放の注意点まとめ】

●パンフォーカス撮影は「絞り」を絞るとシャープになる
●ボケ撮影は「絞り」を開けるとピント位置以外はボケる
絞りを”絞りすぎる”と画質が低下する
”絞りすぎ”による画質低下を「小絞りボケ」という
パンフォーカス撮影ではF8.0からF16くらいで調整する
●”絞り開放”も画質は少し低下する
開放から1段から2段くらい絞ると画質が良くなる
●ボケ撮影では開放から1,2段絞るくらいがベスト


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